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オススメ記事一覧(もくじ)

オススメ記事一覧(もくじ)
ここでは最新記事と産地情報へリンクを載せています。ぜひご活用ください。

・最新記事
 02/24⇒キューバコーヒーの産地情報
 12/23⇒ホンジュラス/ゴロンドリナス
 10/22⇒エクアドルの産地情報
 10/07⇒ブラジル/ティジュコ
 09/16⇒ニカラグアの産地情報

・生産国情報
アフリカ
エチオピア
ケニア
タンザニア
ブルンジ
ルワンダ

中南米
エクアドル
エルサルバドル
グアテマラ
キューバ
コスタリカ
コロンビア
ニカラグア
パナマ
ブラジル
ボリビア
ホンジュラス
メキシコ

アジア・その他
インドネシア

・その他のオススメ
濃厚エスプレッソソースが奏でる魅惑のコーヒーゼリー
マキネッタで淹れるマイルドなエスプレッソ

・お得なセット
お試しセット(The Coffee Market)
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2018/02/24(土) | オススメ記事一覧(もくじ) | トラックバック(-) | コメント(0)

キューバの産地情報

キューバコーヒーの産地情報

キューバ国旗



・基本データ
国名 :キューバ共和国
面積 :109,884平方キロメートル(本州の約半分)
人口 :約1,147万人(2016年)
民族 :ヨーロッパ系白人、ムラート(黒人と白人の混血)、黒人、わずかながら中国系や日系も
首都 :ハバナ
言語 :スペイン語
宗教 :宗教は原則として自由
GDP :871.3億ドル (2015年)
主要産業 :観光業、砂糖,タバコ、石油、ニッケル、医療・バイオ産業
通貨 :キューバ・ペソ、兌換ペソ(外国人が使用)
独立した年 :1902年5月20日スペインから独立

・歴史
 カリブ海に浮かぶキューバ島は1492年にコロンブスが西インド諸島に到達した際に「発見」され、1511年にスペインのベラスケスによって征服されました。スペイン人が入植を開始した当初はシボネイ族、タノイ族などの先住民が暮らしていましたが、虐殺や強制労働、スペイン人が持ち込んだ疫病によって16世紀半ばまでのわずか100年間でほぼ絶滅したとされています。

 スペインの植民地となったキューバはおよそ400年もの間、中南米に広がる他のスペイン植民地と本国との中継地点として重要な役割を果たすことになります。サトウキビのプランテーションが建設され、19世紀中頃には世界最大の砂糖生産地となりました。ここでの労働力には絶滅した先住民に代わりアフリカ大陸から多くの黒人奴隷が導入されました。また、それまでスペインの専売だった葉巻の販売が自由化されたことでさらに富を得ました。

 19世紀に入り中南米諸国が次々と独立をするなか、キューバはスペイン植民地最後の砦として徹底した管理・支配を受けていたため独立は遅れていましが、19世紀後半にスペイン本国からの抑圧がいっそう強まると、サトウキビや葉巻の生産で経済力をつけた農園主層やクリオーリョ(植民地生まれスペイン人)を中心に自由と平等を求める声が強まり(アメリカ合衆国編入を目指す運動もあった)、二度にわたる独立戦争と米西戦争を経て1902年に独立を果たします。

 第二次独立戦争では、ホセ・マルティ率いるキューバ革命党が勝利を目前としていた1898年2月、アメリカのメイン号が謎の爆沈を遂げたことをきっかけに米西戦争へと発展します。独立後は戦争に勝利したアメリカの保護国となり、政治・軍事の両面で干渉を受けるとともに、このときキューバ島南東部にあるグアンタナモ基地の永久租借を認めさせ、これは現在でも米国が租借を続けています。

 独立後のキューバはアメリカ資本によって鉄道や道路などのインフラが整備され、サトウキビの栽培に特化したモノカルチャー(単一栽培)経済が発達します。砂糖産業はアメリカ企業のほぼ独占状態となり、経済的にもアメリカの従属を強いられ貧富の差の大きい社会となっていきました。

 1950年代に入るとフィデル・カストロやチェ・ゲバラを中心とした反政府ゲリラの活動が活発になり、1959年にバティスタ独裁政権を打倒します(キューバ革命)。カストロが革命政権の指導者となると、農地改革によってアメリカ企業の土地を接収し、ソ連との関係を構築するなどしたため、冷戦のさなかアメリカとの関係は次第に悪化し、アメリカは経済援助の打ち切りや砂糖の輸入停止をし、1961年には国交の断絶に至ります。また、同年アメリカがキューバへ侵攻するプラヤ・ヒロン侵攻事件(ピッグス湾事件)が起き、この事件をきっかけにカストロはキューバの社会主義宣言を表明し、ソ連や東欧の社会主義諸国との関係をいっそう強め、翌1962年には核戦争の寸前まで達したキューバ危機を迎えます。

 1991年代に最大の援助国であったソ連が崩壊し、砂糖の輸出低迷から経済危機に見舞わて以降は、社会主義体制を維持しつつも段階的に経済の自由化を進めることになりました。観光開発に力を入れるとともに外資の参入も認め、さらに国民が自由にドルを所有できるようになりました。

・キューバ社会
 カストロはキューバ独立の父ホセ・マルティの「すべての人が完全に平等な社会の実現を目指す」という思想を受け継いでおり、国家体制は社会主義をとっています。電気やガス、水道、バスなど公共料金は非常に低く抑えられ(1960年代までは無料)、食料品は格安の配給制、医療と教育費は無料となっています。しかし、物資に乏しく受け取ることのできる食料はごくわずかで、不足分は高額な自由市場で買わなければならず、医師や薬が不足し手術などの適切な治療を受けることは難しいのが実情です。

 職業や役職による賃金格差はほとんどありませんが、国民がドルを所有することができるようになってからは、外貨を獲得しやすい観光業に携わる労働者と、それ以外の労働者との間で貧富の格差が広がっています。

 2016年11月25日カストロが死去し、弟のラウル・カストロが革命政権を引き継いだことで、これからのキューバの経済改革がどう進むのか、またアメリカとの関係が改善されていくのか注目されています。

・国土
 キューバはカリブ海に浮か島国で、面積はおよそ11万㎢、日本の本州のおよそ半分にあたります。首都ハバナのあるキューバ島はカリブ海でも最大の島となっており、東西に細長くのびています(全長約1250㎞)。

 海峡を挟んでわずか145㎞北にはフロリダ半島があり、西にはユカタン半島、東にはイスパニョーラ島(ハイチとドミニカ共和国)、南にはケイマン諸島とジャマイカがあり、地図を見るとキューバは海上交通の要衝であり、アメリカとは地政学的に重要な位置関係にあることがわかります。

 国土の4分の1を山岳地帯が占め、最高峰は南東部マエストラ山脈にあるトゥルキーノ山(1,974m)です。平らで肥沃な土地が多く、国土のいたるところでサトウキビ畑をみることができます。

 天然資源にも恵まれており、ニッケル、クロム、コバルト、鉄な、銅など豊富な鉱物資源が埋蔵されています。特にニッケルの生産量は2013年に世界10位でした。

・気候
 気候的には熱帯に属していますが、貿易風の影響により年間の平均気温は26℃、夏場でも28℃と比較的過ごしやすいです。雨期(5~10月)と乾期(11~4月)があり、降水量は年間平均で1,400㎜ですが、もっとも雨量の多い北西部では2,000㎜、少ないのはマエストラ山脈の東に位置するグアンタナモで1,000㎜を下回ります。雨期にはハリケーンの来襲があり、とくに北西部はしばしば大きな被害を被っています。

・キューバコーヒーの発祥
 キューバにコーヒーがもたらされたのは1748年頃のことで、ドン・ホセ・ヘラルドというスペイン移民がフランス領サン=ドマング※1の農園からハバナ近郊にコーヒーの苗木を持ち込んだとする説があります。
※1.サン=ドマング……キューバ島の東に位置するイスパニョーラ島の西3分の1にあたる領地

 19世紀初頭、サン=ドマングがハイチ革命によって独立すると、難を逃れたフランス人が奴隷を連れてキューバに移住し、サトウキビのプランテーションを建設します。このとき、ハイチと似た気候である南東部のシエラ・マエストラ山脈の麓(サンティアゴ・デ・クーバ州とグアンタナモ州にまたがる)の広大なエリアにキューバではじめてとなるコーヒープランテーションが建設されました。この跡は現在でも保存されており、2000年に「キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。

 その後も19世紀中に全国に多くのプランテーションが作られますが、ブラジルをはじめ南米のコーヒー生産が活発になるにつれ徐々にハイチ伝来の伝統的な手法を用いたプランテーションは衰退していきました。

・現在のコーヒー栽培
 現在のキューバコーヒーの栽培はアメリカによる経済制裁やソ連崩壊後の経済危機の影響もあり伝統的な栽培方法が見直され、石油エネルギーや化学肥料に頼らない有機農業に力を入れています。

 栽培の中心となっているのは東部のグアンタナモ県とサンティアゴ・デ・クーバ県にまたがる標高1,000mの山岳地帯です。ここでは昼夜の気温差が大きく、年間1,900㎜を超える十分な雨量、雨季と乾季がはっきりしており、そしてコーヒーの木を熱帯の強い日差しから守ってくれる豊かな森が広がっていることで高品質のコーヒーを栽培するのには最適な環境となっています。また、コーヒーの精製過程で出る廃棄物や腐葉土を使って肥料にするなど、サスティナブルなコーヒー栽培に取り組んでいます。

 キューバのコーヒー産業は1959年のキューバ革命以降に国営となり、輸出業者はCubaexport(キューバエクスポート)の1社みとなっています。主な輸出先はフランスと日本で70~80%を占めています。

 豆の等級はスクリーンサイズ(粒の大きさ)と欠点豆の数によって以下のように分けられています。

ETL(EXTRA TURQUINO LAVADO/エクストラ トゥルキーノ ラバード)……スクリーンサイズ18以上で欠点豆12以下
TL(TURQUINO LAVADO/トゥルキーノ ラバード)……スクリーンサイズ17以上で欠点豆19以下
AL(ALTURA/アルトゥーラ)……スクリーンサイズ16以上で欠点豆22以下
※このほかにも国内消費向けに下位グレードがあります

 さらに、ETLのなかでも欠点豆が4以下のものはCM(CRYSTAL MOUNTAIN/クリスタルマウンテン)と呼ばれています。「クリスタルマウンテン」の名前はコーヒーの生産地でもあるマエストラ山の地層に含まれる石英(水晶)が日の光で輝くことに由来するとも言われています。クリスタルマウンテンの基準を満たすものは総生産量のわずか3%ほどしかなく、そのほとんどが日本へと輸出されています。

 しかし、近年はハリケーンの被害によって収穫量が大きく減少することもあり、2017年の生産量はその年の9月に発生した「イルマ」によって中部の農園が壊滅的な被害を受けたこともあり、FAO(Food and Agriculture Organization)の統計によると世界43位で6,867トンほどしかなく、とても希少なコーヒーとなっています。

 キューバ国内でもコーヒーを楽しむ習慣があり、月1度だけ低価格でコーヒーが配給されています。家庭での飲み方は、直火式エスプレッソで注出する濃厚なコーヒーが一般的で、あらかじめ抽出器具にたっぷりの砂糖を仕込んでおき、小さめのカップに注いで飲みます。

 2016年にオバマ政権下での米国との国交回復を受け、スイスの食品大手ネスレが米国でおよそ半世紀ぶりにキューバ産コーヒーの販売を再開することを発表しました。生産者の支援も行い、キューバコーヒーの継続的な輸入を目指します。




【新品】【本】キューバを知るための52章 後藤政子/編著 樋口聡/編著


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2018/02/24(土) | キューバ | トラックバック(-) | コメント(0)

コスタリカ/ブルマス レッドハニー

コスタリカ/ブルマス レッドハニー
【楽天】自家焙煎 珈琲工房ひぐち

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自己評価
 苦味
★☆☆☆☆
 酸味
★★★☆☆
 コク
★★★★☆
 甘味 
★★★★☆
 香り
★★★☆☆
(コーヒーの味はお使いの器具や抽出方法で変化することがあります。また味覚には個人差があります。)

テイスト 
 今回はコスタリカ産ブルマス デル スルキ農園です。品種はカトゥーラ、焙煎はシティロースト、精製はハニー精製という特殊な精製工程をとっています。

 この「ハニー精製」というのは、コーヒーチェリーからコーヒー豆となる種子を取り出す際、ミューシレージと呼ばれる粘液質を残した状態で乾燥させる方法で、このミューシレージが付着することで種子にハチミツのような甘さが移ると言われています。

 今回のコーヒーもドリップ式とプレス式をそれぞれ試しましたが、全体的にとても柔らかい印象です。プレス式の方が豆のキャラクターをより強く感じることができたように思います。

 香は花のようでどことなく柑橘系の香も感じられました。

 テイストは、最初の一口目では温度が高いこともあり、やや粉っぽさも感じられましたが、苦味はなく、花の蜜のような柔らかな甘酸っぱさが口の中に広がります。そして、飲み進めるにつれ、甘みを強く感じられるようになります。また果実に例えるならプラムのような弱い酸味を感じました(これはペーパーフィルターを使ったドリップ式の方がより良く感じることができました)。
 
 口当たりはオイリーでコーヒーを舌の上を転がすとややとろみも感じられます。余韻が長めで口の中に心地よさが残ります。

注出メモ(マイベスト):
 中挽き プレス 96℃ 4分 16g 300ml

コロンビア/クラシック ウィラ_(3)_convert_20170519143326

・ブルマス デル スルキ農園
 ブルマス デル スルキ農園はサンホセ県、エレディア県、アラフエラ県にまたがるセントラルバレー地区(標高1,200~1,600m)にあり、1880年に拓かれた130年以上の長い歴史をもつ農園です。2012年には「カップ オブ エクセレンス」で優勝し、高品質のコーヒーを生産する「マイクロミル※1」としても知られています。
※1.マイクロミル……収穫したコーヒーチェリーから生豆を取り出すための小規模な精製施設。複数の農園や生産者で共有することが多い。

 従来のウォッシュド精製※2では、各農家で収穫されたコーヒーチェリーをまとめて大型の工場で処理していたため、標高差や農園ごとの風味の違いを打ち出すことができず、利益を上げることは難しい状態にありました。また、都市化や経済発展に伴い、コーヒー農園が減少しつつあるなかで、これを危惧した農園主のフアン ラモン アルバラード氏は、現在のコスタリカでは主流となりつつある「ハニープロセス※3」精製をいち早く取り入れます。そして、自身の農学者としての知識を活かし、精製技術の研究を続け、ミューシレージ(種子の周りに付いた粘液質)を100%残す「レッドハニー」と呼ばれる製法を実現しました。この方法によって、完熟したコーヒーチェリーの甘味を最大に引き出すことができるようになったのです。
※2.ウォッシュド精製……水洗式ともいう。収穫したコーヒーチェリーを果肉を取り除き、発酵させて種子の周りに付いた粘液質を除去してから乾燥させるする。この方法は大掛かりな設備を必要とし、種子を洗うために大量な水を必要とする。また近年では排水が環境に悪影響を与える懸念も高まっている。詳しくはこちら⇒コーヒー豆の精製方法/水洗式(ウォッシュド)
※3.ハニープロセス(パルプドナチュラル)……コーヒーチェリーから種子を取り出す際、果肉の取り除く割合を調節する。残す果肉の割合が多い方から「ブラックハニー」、「レッドハニー」、「イエローハニー」、「ホワイトハニー」と分かれている。この方法では果肉の甘味がコーヒー豆に移るため、蜂蜜のような香りとまろやかな甘みが特徴。詳しくはこちら⇒
コーヒー豆の精製方法/半水洗式

豆について
コスタリカ/ブルマス レッドハニー
(自家焙煎 珈琲工房ひぐちの「人気ランキング トップ3コーヒーセット(400g×3種類)」2017年12月分より)

・豆のプロフィール
生産国:
 コスタリカ
コスタリカの産地情報
エリア:
 セントラルバレー
農園名:
 ブルマス デル スルキ農園
生産者:
 フアン ラモン アルバラード
標高:
 1,200~1,600m
品種:
 カトゥーラ
精製方法:
 パルプドナチュラル
焙煎:
 シティロースト

今回レビューした商品の購入はこちらから
【楽天】自家焙煎 珈琲工房ひぐち




人気ランキング トップ3コーヒーセット(400g×3種類)

感想:57件




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2018/01/06(土) | コスタリカ | トラックバック(-) | コメント(0)

ホンジュラス/ゴロンドリナス

ホンジュラス/ゴロンドリナス

自己評価
 苦味
★★★☆☆
 酸味
★★★☆☆
 コク
★★☆☆☆
 甘味 
★★★☆☆
 香り
★★☆☆☆
(コーヒーの味はお使いの器具や抽出方法で変化することがあります。また味覚には個人差があります。)

テイスト 
今回取り上げるのは、ホンジュラス産ラス・ゴロンドリナス(自家焙煎 珈琲工房ひぐちの「人気ランキング トップ3コーヒーセット」2017年12月分より)です。

 品種はカトゥアイ、ブルボン種、焙煎はシティロースト。やや浅い豆も混ざっていたため、おそらく別々に焙煎したあとにブレンドするアフターミックスでしょう。

 注出方法をいくつか試したなかで、個人的にはプレス式がオススメです。プレス式では金属メッシュが成分を余すところなく透過するので豆本来の風味が楽しめると言われています。

 香は芳ばしくもふわっと柔らかいです。

 苦味・酸味ともに穏やかで、果実の甘酸っぱさがじんわりと口の中に広がります。一口目に芳ばしさとほどよい苦味を感じ、飲み進めるにつれマスカットのようなほのかな酸味が感じられました。

 プレス式にしてはそれほどオイリーではないため、コクはありますがクドくもなく、スッキリとした飲み口を体験できました。

余談:
 今回は天然水を使った注出も試してみました。

 水道水で注出したときとは印象は大きく変わり、繊細な甘みや果実感は感じにくくなり、苦味も独特のクセがありました。また、ボディは重くしっかりとした味わいになりました。これはミネラル分とコーヒーの成分が化合した影響があるかもしれません。

注出メモ(マイベスト):
 中粗挽き プレス 96℃ 4分 16g 300ml

豆について
ホンジュラス/ラス・ゴロンドリナス
(自家焙煎 珈琲工房ひぐちの「人気ランキング トップ3コーヒーセット」2017年12月分より)

・豆のプロフィール
生産国:
 ホンジュラス
ホンジュラスの産地情報
農園名:
 ラス・ゴロンドリナス農園
品種:
 カトゥアイ、ブルボン
精製方法:
 フリーウォッシュド
焙煎:
 シティロースト



人気ランキング トップ3コーヒーセット(400g×3種類)

感想:57件



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2017/12/23(土) | ホンジュラス | トラックバック(-) | コメント(0)

エクアドルの産地情報


エクアドルコーヒーの産地情報

エクアドル国旗



・基本データ
国名 :エクアドル共和国
面積 :25.6万平方キロメートル(本州と九州を合わせた広さ)
人口 :1,542万人(2013年)
民族 :欧州系・先住民混血72%、先住民7%、アフリカ系・アフリカ系との混血7%、欧州系6%(2010年)
首都 :キト
言語 :スペイン語(キチュア語とシュアール語は先住民の公式言語)
宗教 :カトリック(わずかにプロテスタントもいる)
GDP :1,023億ドルドル(2014年)
主要産業 :鉱工業(石油)、農業(バナナ、カカオ、コーヒー)、水産業(エビ)
通貨 :米ドル(2000年3月よりスクレから変更)
独立した年 :1822年5月24日スペインからの独立

 現在のエクアドルにあたる地域は、1533年にフランシスコ・ピサロがこの地を征服するまでインカ帝国の最北部として支配されていました。スペインから完全に独立したのは1822年ですが、その後グランコロンビアに編入されたのち1830年には再独立を果たします。

 国土の中央を縦走するアンデス山脈の険しい地形に隔てられているため各都市の地域主義が強く、独立後もアンデス山地(シエラ)で人口の8割を抱え政治の中心でもあった首都キトと、植民地時代末期にカカオの輸出で経済力をつけていた沿岸部(コスタ)の新興都市グアヤキルとの軋轢が生まれ、これはやがて他のラテンアメリカ諸国と同様に保守派と自由派の対立へと発展していきました。

 国名を決める際も、当初は現在の首都である「キト」が検討されていましたが、他の都市からの反対が大きく、折衷案としてスペイン語の「赤道」(
Ecuador)を意味する「エクアドル」と決められています。(漢字表記は「厄瓜多」)

 19世紀末には自由主義革命によって学校が設立され文化芸術分野の振興も図られるなど近代化が進み、1908年には首都キトからアンデス山脈を越えて沿岸部のグアヤキルまでを結ぶ鉄道が開通しました。しかし、1920年代の金融恐慌によってカカオブームが終焉すると、国内経済も危機に陥り、1925年7月の軍事クーデター(「7月革命」)以降軍政が続くことになります。民政に移管したのは1979年のことですが、その後も政治の不安定さは解消されず、民主主義の未成熟さが浮き彫りとなっています。

 外交面では、近年までペルー、コロンビアとの国境紛争が続き、国土の半分近くがペルー領となり、現在でもコロンビアとの境界では情勢不安の火種となっています。

 特産品には、パハ・トキージャという植物から作るパナマ帽があります。これはパナマの特産品と思われがちですが、パナマ地峡で運河建設にあたる労働者が強い日差しを避けるために愛用され、英語で「パナマ・ハット」と呼ばれるようになりました。また、観光も盛んで、キト、グアヤキル、クエンカなどの歴史的な町並みや、アマゾンやガラパゴス諸島を巡るエコツアーが人気があります。

 日本との関わりでは、野口英世が1918年にエクアドルで黄熱病の研究に携わったことで知られています。

・国土
 エクアドルは南米大陸の北西に位置した赤道直下の国です。国境を北にコロンビア、南と東側は囲まれるようにペルーと接し、西側は太平洋に面しています。面積は南米諸国の中では最も小さく25万6370平方キロメートルで日本の3分の2ほどの大きさです。国土の中央をアンデス山脈が縦走していることから標高差によって多様な自然環境があり、3万5千種以上の植物が自生し、絶滅危惧種の動物も多く生息しています。また、本土から西に1,000km程離れたところにガラパゴス諸島※1を領有しています。

※1.ガラパゴス諸島・・・正式名称はコロン諸島。ガラパゴスはスペイン語の「galápago=ゾウガメ」からきている。

 国内地域はアンデス高地の「シエラ」、海岸部の「コスタ」、東のアマゾン熱帯雨林「オリエンテ」に分かれています。

 シエラでは、アンデス山脈が東西の支脈に分かれ5,000m級の山々が連なります。国内最高峰はチンボラソ山 (6,310m)で、現在でも活動を続ける火山も多く、富士山に似た美しい形のコトパクシ山(5,896m)は世界的に有名です。両山脈の間には標高2,000~3,000mの盆地がいくつも形成され、首都キトをはじめ多くの都市がこの地域で発達しています。

 一方、コスタはエクアドル国土の約4分の1を占め、北部のエスメラルダス川や中南部のグアヤス川が肥沃な沖積平野※2を形成し、それぞれ河口には、エスメラルダスとグアヤキルという港町が発展しています。コスタにはかつてはマングローブや豊かな森林が広がっていましたが、開発によって環境破壊が進みえびの養殖プラントやプランテーションへと景色を変えてしまいました。ただ、わずかに残った森林地帯には貴重な動植物が豊富に生息し、ホットスポットとして注目されています。

※2.沖積平野・・・上流から泥や土砂が運ばれ堆積してできた地形。

・気候
 エクアドルの気候は地域や標高よって大きく異なります。アマゾン低地では熱帯性の気候ですが、首都キトがあるシエラでは標高の高さから年間の平均気温が14℃と一年を通じて過ごしやすくなっています。

 海岸部のコスタやガラパゴス諸島ではフンボルト海流(寒流)の影響で、平均気温が25℃~28℃ほどで赤道直下にありながらも比較的穏やかな気候となっており、ガラパゴス諸島にはペンギンも生息しているほどです。コスタは降雨にも恵まれているため、バナナ、コーヒー、サトウキビなど輸出品のほとんどの作物はコスタで生産されています。

 また、標高差によって植生も変わり、比較的標高の低いところでは雲霧林、3,000mの高地ではパラモとよばれる乾燥した草原が広がり、5,000m級の山には氷河を見ることもできます。

・エクアドルコーヒーの歴史
 エクアドルでコーヒー栽培が始まったのはラテンアメリカの中でも比較的遅く1860年頃とされています。最初に栽培されたのは太平洋沿岸のマナビ県でした。その後全国各地へ広がり、1905年頃にはマンタ港やグアヤキル港からヨーロッパへ輸出されるようになりました。

 1920年代に当時輸出の中心であったカカオが病害で壊滅的な被害を受けたことでその代替作物としてコーヒーの生産はさらに増加し、国際市場価格の上昇の恩恵もあり当初20万袋(1袋=60㎏)だった輸出量は最盛期には約180万袋にまでに増加しました。

 コーヒーは1970年代にはエクアドルにとって主要な輸出品としての地位を占めていましたが、1989年にそれまでコーヒー価格を維持する役割を果たしてきたICA(国際コーヒー協定)の輸出割当制度が停止されると、過剰生産による世界的なコーヒー価格の下落(コーヒー危機)をまねき、その影響はエクアドルにも打撃となり生産は減少し、輸出量は石油、エビ、バナナを下回ることになります。

 近年の輸出量は年によってぶれはあるものの2015年の輸出量は約87万袋(ICO統計)でした。

・現在のコーヒー栽培
 エクアドルのコーヒー生産は、品質を追求することよりも大量生産に重点がおかれているため比較的低地での栽培が多いため生産されるほとんどが低品質のアラビカ種(60%)とロブスタ種(40%)となっています。このためエクアドルはインスタントコーヒー用の豆が生産の中心(全体の80%上)で、インスタントコーヒーとしての総輸出量は2014年でブラジル、マレーシア、インドネシア、インドに次いで世界第5位(統計USDA「World Markets and Trade」)でした。

 生産された豆のほとんどが隣国コロンビアへと輸出されていますが、一方で国内消費分としてベトナムから輸入もしています。これはコロンビア産の豆にはブランド力があることから海外へ輸出されており、コロンビア国内向けに安価なエクアドル産の豆に需要があることと、またエクアドルにおいても労働者の米国への移民や2000年に通貨をドル化したことが要因でコーヒー豆の生産コストがかさむため、国内消費分はさらに低価格な豆を(ドル高の恩恵をうけるかたちで)ベトナムから輸入しているためです。

・精製
 エクアドル産のコーヒーのほとんどがコーヒーチェリーから豆を取り出す処理工程にナチュラル精製(自然乾燥式)を採用しています。通常はパティオとよばれるコンクリート製の広場に広げて乾燥させますが、生産コストを抑えるために、コーヒーチェリーが木に実った状態のまま乾燥させることもあります。またこの際選別は一切行われません。

 ナチュラル精製について
コーヒー豆の精製方法/乾燥式(ナチュラル)

 コーヒー豆の等級も細かい区別はされず、アラビカ種で水洗式のものだけをサイズ分けしています。
・スクリーンサイズ17以上・・・SUPREMO
・スクリーンサイズ16以下・・・STANDARD

・主要産地
 代表的な生産地域には太平洋沿岸のマナビ県(標高500~700m)のほか南部高地のロハ県(標高1,000~2,100m)、北部シエラのピチンチャ県(標高1,000~1,800m)、ガラパゴス諸島(標高300~400m)などがあり、なかでもマナビ県はアラビカ種の国内生産量の50%を、ロハ県では20%を占めています。また、代表的な銘柄には、「アンデス・マウンテン」(マナビ県)、「ビルカ・マウンテン」(ロハ県ビルカバンバ村)、「ガラパゴス・サンクリストバル」などがあります。

 一方で、標高が高い地域では少ないながらも高品質なコーヒーも生産されており、マナビ県のアンデスの標高1,200以上の高地で栽培される「グレートマウンテン」が有名です。

 テイストは、良質なものではコクと酸味のバランスがよく、フルーティーなコーヒーが生産されはじめています。

・森林農法(アグロフォレストリー)
 エクアドル政府としてはコーヒーの品質向上や技術支援をするような制度や組織の設立はしていませんが、北部のコタカチ郡インタグ地方では鉱山開発による環境破壊の反省から、1998年に生産者が独自にインタグコーヒー生産者組合(AACRI:アークリ)を設立し、有機栽培による「森林農法」を実践しています。

 「森林農法」(アグロフォレストリー)では森林をできるだけ伐採せず、コーヒーと一緒にバナナやカカオなどの他の樹木も植えることで、背の高い樹木がシェイドツリーとして日陰を作り赤道直下の強い日差しからコーヒーの木を守る役割もあります。また果実は換金したり食料にするなど自給自足の生活に欠かせない多くの恵みも受け取ることもできます。

 この「森林農法」は生物の多様性を守りつつ、コーヒーだけ依存しない安定した収益を確保するという、まさにサスティナブル(持続可能)なコーヒー生産であるといえます。

 AACRIの生産するコーヒーは北九州のウインドファームも支援し、フェアトレードコーヒーとして日本へも輸出しています。

森林農法について詳しくは「ウインドファーム」にて
株式会社ウインドファーム

 エクアドルはアンデス山脈の標高の高さと良質な土壌、そして気候的にも恵まれており、高品質なコーヒーを生産するポテンシャルを秘めています。最近では精製技術や設備も向上しはじめているため、今後のスペシャルティコーヒーの品質向上と生産拡大に期待したいものです。



【無農薬珈琲/有機オーガニックコーヒー】【カルロスさんのコーヒー】 粉/豆200g♪♪【フェアトレード】【WINDFARM/ウインドファーム】05P03Dec16

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エクアドル/アンデスマウンテン(コーヒーマーケット)

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2017/10/22(日) | エクアドル | トラックバック(-) | コメント(0)

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