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ボリビア/ウィルフレッド・カストロ

ボリビア/ウィルフレッド・カストロ
【楽天】自家焙煎 珈琲工房ひぐち

ボリビア/ウィルフレッド カストロ (珈琲工房ひぐち) ボリビア/ウィルフレッド カストロ (珈琲工房ひぐち) (2)

自己評価
 苦味
★★★☆☆
 酸味
★★★★☆
 コク
★★★★★
 甘味 
★★★★★
 香り
★★★☆☆
(コーヒーの味はお使いの器具や抽出方法で変化することがあります。また味覚には個人差があります。)

テイスト 
今回取り上げるのはボリビア産の「ウィルフレッド カストロ」です。
品種はカトゥーラ。焙煎はわりと浅めでハイローストからシティーローストの手前くらいだと思います。

パッケージを開封すると、とても甘酸っぱい香りが漂いました。

テイストは、スイートチョコレートのような風味とフレッシュな果実感があります。
深いコクがあり、ボディもしっかりとしていて、口当たりにも柔らかさを感じました。
芳香なフレーバーが鼻へと抜け、飲み終わった後も口の中に甘さが残ります。

今回も抽出温度や粉の挽き具合を変えながら数パターンの抽出を試してみました。
その結果、中細挽きではカカオやチョコレート感が強まり、中挽きでは逆に果実感が強まることが分かりました。
 
豆の粒度は好みで挽き分けていけ良いと思いますが、温度は88℃より上の方で淹れた方が、バランスを保ちつつ、なおかつカカオ感や果実感の風味を際立たせることができるのではないかと思いました。

そして、全体を通じて深いコクと甘酸っぱさ感じたのが印象的でした。
酸味の質は、ネットショップで表現しているような「グレープフルーツ」や「オレンジ」よりももう少し角の取れた、丸みのある、穏やかな酸味を感じました。

抽出メモ(マイベスト):
中細挽き メリタ 88℃ やや速め 29g 360ml
ボリビア/ウィルフレッド カストロ (珈琲工房ひぐち) (3)

●商品概要
ボリビア/ウィルフレッド カストロ
自家焙煎 珈琲工房ひぐちの「新春特薦コーヒーセット」より(2017年1月)
※内容は月により異なります。
品種はカトゥーラ。焙煎はハイロースト。
豆の状態は、豆のまま、粗挽き、中細挽き、細挽き、極細挽き
の5種類に対応。



特薦コーヒーセット 200g×4種類

感想:72件



豆について

・生産国の詳しい情報はこちら
ボリビアの産地情報

・ウィルフレッド・カストロ(Wilfred Castro)
 商品名にある「ウィルフレッド・カストロ」とは生産者の名前です(農園名の記載はありませんでした)。

 ネットでの情報によると、カストロさんは、アンデスの高原地帯からユンガス地方のカラナビへと移り住みコーヒーの栽培を始めたそうです。国内コンクールでナショナルウィナーに入賞し、兄弟のペドロ・カストロさんも2008年の国際品評会であるCOE(カップ・オブ・エクセレンス)で2位を獲得するなど、品質は折り紙つきです。

 現在はCOEは開催されていませんが、奥さんと4人の子供たちとともに高品質なコーヒーの栽培を続ける数少ない生産者の一人です。

・ユンガス地方
 ユンガス地方は、首都ラ・パスの北東、アンデス山脈東斜面の渓谷地帯に位置しています。カラナビは首都ラ・パスから166㎞の地点にあり人口約50,000人が暮らしており、この地方で最大の都市となっています。また、ラ・パスからユンガス地方に延びる山岳道路であるユンガスの道は、切り立った断崖に作られているため、転落による死亡事故が頻繁に起こり「死の道路」として恐れられています。

 この地域は、亜熱帯性の気候で降水量が多く、深い霧が発生する雲霧林が広がっており、土壌はとても肥沃で、標高の高いエリアではトウモロコシやマメ科の作物が栽培され、2,500mよりも下のエリアでは、カカオ、バナナ、コーヒー、サトウキビ、コカ、柑橘類など亜熱帯・熱帯特有の様々な農作物が栽培されています。なかでもコーヒーの国内生産量のほとんどを占め、ティピカを中心に農薬を使わないオーガニックコーヒー(有機栽培)が主流となっています。

 この地には、スペイン植民地時代に鉱山の労働力として連れてこられたアフリカ人奴隷が住みついたといわれており、現在でも民族舞踊に黒人文化の影響を見ることができます。

・豆のプロフィール
生産国:
 ボリビア
エリア:
 ラパス県 カラナビ(ユンガス地方)
標高:
 1,600m
生産者:
 ウィルフレッド・カストロ
品種:
 カトゥーラ
精製方法:
 フリーウォッシュド
焙煎:
 ハイ

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2017/03/25(土) | ボリビア | トラックバック(-) | コメント(0)

ボリビアの産地情報

ボリビアコーヒーの産地情報

ボリビア国旗



・基本データ
国名 :ボリビア多民族国(漢字表記:暮利比亜、保里備屋、玻里非、波力斐など)
面積 :110万平方キロメートル(日本の約3.3倍)
人口 :1,082.5万人(2015年)
民族 :インディオ約55%、メスティソ(インディオとスペイン系白人との混血)約32%、スペイン系白人約13%
首都 :ラ・パス(憲法上の首都はスクレ)
言語 :スペイン語及びケチュア語,アイマラ語を中心に先住民言語36言語
宗教 :国民の大多数(95%以上)はカトリック教徒
GDP :306億ドル(2013年)
主要産業 :石油・天然ガス、鉱業(亜鉛、銀、鉛、錫)、農業(大豆、砂糖、トウモロコシ)
通貨 :ボリビアーノ
独立した年 :1825年にスペインより独立

 ボリビアは、南アメリカの共和制国家で、2009年には先住民の権利拡大や天然資源の国有化などの政策を掲げるエボ・モラレス大統領によって「ボリビア多民族国」へと変更されました。ボリビアという国名は、独立運動を導いたシモン・ボリバル将軍を称え定められました。首都名も、同じく独立運動で活躍したアントニオ・ホセ・デ・スクレ将軍にちなんでスクレと名付けられましたが、1900年に最高裁判所を除いた国会をはじめとする主要な政治・行政機関がラ・パスに移されたため実質的な役割は失っています。かつては広大な面積をもち、太平洋沿岸部にも領土がありましたが、周辺国との紛争・戦争に敗れ、現在では最大時の半分ほどになっています。 

 国内には鉱物資源が豊富で、スペインによる植民地時代にはポトシ銀山によって発展し、近年では石油・天然ガスの開発が盛んとなり高い経済成長を続けています。また、世界的な観光名所でもあるウユニ塩原(塩湖)には、世界のリチウムの約50%が埋蔵しているとも言われており、世界の注目を集めています。

 人口構成はケチュア人、アイマラ人などの少数民族のほか、メスティーソ(先住民族との混血)やヨーロッパ系、アフリカ系などが暮らしており、先住民族の比率が半数を占め、中南米諸国の中でも高くなっています。言語はスペイン語のほか、先住民族の言葉も使用されています。また文化の面では、同じアンデス地方に位置する隣国ペルーととても近いものがあり、伝統的な衣装を身にまとったチョリータと呼ばれる女性や、フォルクローレといった民族音楽など、この地方特有の伝統的民族文化が色濃く見られます。

・国土
 ボリビアは、南米大陸のほぼ中央部に位置し、ぺルー、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、チリの5ヵ国に囲まれた内陸国です。地形は大きく3つの地域に分けることができ、アンデス山脈の西側の高原地帯(アルティプラーノ Altiplano)、東部平原地帯(リャノ Llano)、その中間に位置する渓谷地帯(バリェ Valle)からなっています。

・アルティプラーノ (Altiplano)
 ペルー南部からボリビア西部にかけて広がる地域には、標高5,000m級の峰が連なる西アンデス山脈と東アンデス山脈が二列に平行して走っており、この二つの山脈に囲まれた標高4,000m前後の平坦な高原地帯をアルティプラーノと呼ばれています。

 ボリビア国土の30%近くを占めるこの地域には、古代文明が繁栄し、首都ラ・パスやオルロをはじめとした主要都市があり、人口のおよそ4割が集中しています。また世界遺産に登録されているポトシ銀山や観光地としても有名なウユニ塩原(塩湖)、世界一標高の高いチチカカ湖もこのエリアにあります。

・リャノ (Llano)
 ボリビアの北東部には、国土の6割以上を占める広大な平原地帯があり、リャノまたはオリエンテ (oriente)と呼ばれています。この地域はさらに大きく北部のアマゾン川流域の熱帯地域と南部のグランチャコ地方(パラグアイ国境付近)とに分けることができます。チャコ (chaco) とはケチュア語で「狩猟の土地」を意味し、ここは乾燥したサバンナ地帯となっています。

・バリェ (valle)
 東アンデス山脈から東部平原地帯にかけての斜面の中腹地帯はバリェ と呼ばれています。河川や氷河の浸食によって形成された地形で、コチャバンバ県やラパス県ユンガス地方ににまたがり、スクレ盆地、コチャチャバンバ盆地、タリハ盆地はこの地域に位置しています。

 温暖な気候で、特に北部のユンガス地方ではカカオ、バナナ、サトウキビ、コカなど様々な作物が栽培され、コーヒーもこの地域で栽培されています。また、ラ・パスからユンガス地方に延びる山岳道路であるユンガスの道は、切り立った断崖に作られているため、転落による死亡事故が頻繁に起こり「死の道路」として恐れられています。


・ボリビアコーヒー
 現在のボリビアコーヒーの90%以上はラパス県ユンガス地方で生産されています。ここは、アンデス山脈の東麓に位置し、豊富な降水量と雲霧林※1が広がるこの一帯は、肥沃な土壌であることから、農薬を使わないオーガニックコーヒー(有機栽培)が主流となっています。栽培品種はティピカが中心で、なかでも北ユンガスのコロイコやカラナビが特に有名です。

※1.雲霧林・・・熱帯・亜熱帯地域の山地で霧が多く湿度が高い場所に発達する常緑樹林。日射が少ないので、低地林に比べると樹高は低いが分枝が多い。[引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/雲霧林]

 ボリビアでのコーヒー栽培は、スペイン人入植者によってラ・パス近郊のアルティプラーノと呼ばれる高原地帯で始められました。しかし、標高4,000mを超えるこの地域は、鉱物資源は豊富であったものの、冷涼で土地が痩せており、コーヒーを栽培するには適さなかったため、やがてアンデス山脈を降りユンガス地方に移って栽培されるようになります。

 1952年にMNR(民族革命運動党)によるボリビア革命が起こると、農地改革が実行され、東部低地のサンタクルス地方、渓谷地帯のチャパレ、チモレ地方とともにユンガス地方の開発が始まり、この地でコーヒー、カカオ、バナナ、トウモロコシなどの農作物などの商品作物が栽培されるようになりました。なかでもコーヒーは最も換金性が高かったといわれています。また、農園の規模もスペイン植民地時代に建設された大農園(アシエンダ)は解体され、小作農による生産が中心になりました。

 2000年代に入るとアメリカからの援助などもあり、インフラ環境が整えられ、生産者に栽培方法を指導したことで品質は大きく向上し、2004年から2009年にかけては国際品評会であるCOE(カップ・オブ・エクセレンス)も開催されました。しかし、2006年にモラレス氏が大統領に就任すると、外交政策をこれまでの親米路線から親中国・ロシア路線に変更したこともあり、最大の支援国であったアメリカからの経済援助は打ち切られ、2010年以降のCOEの開催は中止となってしまいました。またモラレス大統領(コカ農家の出身)がコカ※2の栽培促進を主張したこともあり、コーヒーよりも栽培が容易で、利益の大きいコカ栽培に切り替える農家も増えてきています。

 2010年以降はコーヒー生産量は減少傾向にあり、2014年の生産量では同じ南米の生産国と比較してもブラジル208万4,000トン(世界1位)、コロンビア72万8,000トン(世界3位)に比べわずか2万8,582トン(世界29位)となっています。現在でもコーヒー栽培を続け、品質の高いコーヒーを生産する農家もありますが、その取り巻く環境は苦しいものとなっています。

※2.コカ・・・葉からコカイン(局所麻酔薬、麻薬)を抽出できる。南米ペルーやボリビアでは、日常一般的に茶として飲まれており、コカ茶と呼ばれる。





ウユニ湖塩(パウダー)200g




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2017/03/11(土) | 産地情報 | トラックバック(-) | コメント(0)

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