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ホンジュラスの産地情報

ホンジュラスコーヒーの産地情報

ホンジュラス国旗



・基本データ
国名 :ホンジュラス共和国(漢字表記:洪都拉斯)
面積 :112,492平方キロメートル(日本の約3分の1弱)
人口 :約800万人(2014年)
民族 :ヨーロッパ系・先住民混血91%、その他9%(先住民6%、アフリカ系2%、ヨーロッパ系1%)
首都 : テグシガルパ
言語 :スペイン語
宗教 :カトリック(信教の自由を憲法上保障)
GDP :202億ドル(2015年)
主要産業 :農林牧畜業(コーヒー、バナナ、養殖エビ等)
通貨 :レンピーラ(L)
独立した年 :1821年スペインから独立

 国名の由来は、クリストファー・コロンブスが1502年にこの地への上陸を試みたときに、イカリが海底まで届かなかったことから、この地をスペイン語で「深み」を意味する「オンドゥラ(hondura)」と呼んだことに始まり、英語読みの「ホンジュラス」になったという説が有力です。

 スペインから独立した後は1823年に中米連邦共和国に加盟しますが、1838年に連邦が内部紛争で解体したことで再び独立をしています。経済規模は中央アメリカで最も貧しい国の一つで、日本の鳥取県とほぼ同じ規模です。1930年代にアメリカ資本のユナイテッド・フルーツ社の進出により、バナナのプランテーション栽培に依存したモノカルチャー経済が発達しました。このことからホンジュラスは現在でも「バナナ共和国」と呼ばれることもあります。しかし、モノカルチャー経済は天候の変動リスクが高く、この経済構造から脱却するため、関税のかからない中継ぎ貿易による製造業(特に繊維)や観光業など新しい産業の発展に力を注いでいます。

・国土
ホンジュラスは中央アメリカ中部に位置し、国境をグアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアと接しています。海は北はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面しています。 大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有しています。

 平地面積は狭く、南北の海岸地域にわずかにあるだけで、国土の大部分が山岳高原地帯となっいます。地理的に環太平洋火山帯から外れているため、山が多い割には国内に活火山はなく、地震が少ないのが特徴です。また、国内最高峰は西部のセラケ国立公園にあるミナス山(標高は2,870m)があります。

・気候
 ホンジュラスは赤道に近いことから、カリブ海や太平洋沿岸地域では高温多湿の熱帯性気候で、一年を通じて雨が多い気候となっています。また、8~10月にはハリケーンのシーズンあたり、しばしば大きな被害を受けています。一方、国土の大部分を占める山岳地帯は比較的過ごしやすく、特に首都テグシガルバをはじめ標高1,000~1,500mの高原地域では常春の気候となっており、高原部の季節は乾季(12~4月)と雨季(5~11月)に分かれています。

・ホンジュラスコーヒーの歴史
 中米で最初にコーヒー栽培が始まったコスタリカに続き、ホンジュラスでは1870年代にエルサルバドル、ニカラグアとともに始まりました。当時はプランテーションによる栽培が主流でしたが、平地面積が国土の20%しかないホンジュラスでは、山岳地帯に小規模なプランテーションが数多く作られました。気候や土壌環境などは他の中米諸国と変わりはなかったものの、収穫したコーヒーを輸送する交通インフラが整っていなかったこともあり、当時はほとんどが国内での消費にとどまっていました。

 しかし、1970年に品質向上と生産農家の支援を目的としたホンジュラス・コーヒー協会(IHCAFE)が設立されると、2000年を過ぎたあたりから世界的な品評会であるカップ オブ エクセレンス(COE)で高評価を得るようになり、高値で取引されるようになりました。そしてコーヒーの生産量は、2011年には中米最大のコーヒー生産国となり、現在では年間およそ6万トンを生産し、そのうち60%を輸出するほどコーヒー産業は成長しました。コーヒー農家は全国で11万世帯にのぼり、収穫期には延べ100万人の雇用を創出するなど、コーヒー産業はホンジュラス経済の中心的な産業となっています。

・ホンジュラスのコーヒー栽培
 ホンジュラスのコーヒー生産量は中米で1位、世界では6位(2013年)となっています。栽培エリアは西部から南部にかけての広範囲で、主な生産地はサンタバルバラ、コバン、モンテシージョス、アガルタ、オパラカ、コマヤグア、エルパライソなどがあります。いずれの地域も標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいことから高品質のコーヒーが生産されています。その中でも特にサンタバルバラは最大の生産地で、国内総生産量のおよそ3分の1を占めます。

 コーヒーチェリーから種子を取り出す精製は水洗式(ウォッシュト精製)が主流ですが、雨の多さから、精製したコーヒーを乾燥させるのが難しく、生産農家の中には機械乾燥を導入しているところもあります。

 2013年には中米諸国でサビ病が猛威をふるい、非常事態宣言を出した国もあったほどでした。ホンジュラスでもこのサビ病の影響か懸念されています。

・ホンジュラスコーヒーのレビューはこちらから
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2016/09/10(土) | ホンジュラス | トラックバック(-) | コメント(0)

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